オススメ!トイレのお手入れ方法
毎日、家族のみんなが使うトイレ。
気持よく使い続けるための、日ごろのお手入れのコツとポイントをまとめてみました。
汚れのヒミツ ~部位別!汚れやすいポイントは?~
トイレの汚れは小水や汚物、水あか、ホコリなど様々。もちろん、汚れの種類や度合いによって、お掃除の方法も異なります。
効率良くお掃除するための、代表的な汚れの種類をチェック!
汚れとお手入れ方法
「バクテリア」は汚れが大好物!
気がつくと付着している、便器の内側や手洗器につくピンク色の汚れ。これはバクテリアが付着して繁殖したものです。 栄養源となる汚れをそのままにしておけば、バクテリアの繁殖はさらに加速!
オススメ!お手入れ方法
トイレ用中性洗剤をトイレ用ブラシやスポンジなどにつけ、こすり洗いします。
黒ずみの原因=「カビ」
便器の黒ずみの主な原因は、カビなどの微生物。目に見えない奥まで入り込む場合も! ガンコな汚れになる前から対処することで解消できます。
オススメ!お手入れ方法
まずはトイレ用洗剤を吹き付けて、2~3分放置。その後はスポンジでこすり洗いし、流します。
シミ状に広がる「アンモニア汚れ」
木質系の床の場合、便器の脇などにシミができることも。その正体のほとんどは小水中のアンモニア。 シミがどんどん広がらないよう、こぼれた小水はすぐに拭き取りましょう。
オススメ!お手入れ方法
大切なのは、こぼれた小水を放置しないこと。酢酸やクエン酸の水溶液をスプレーしてから雑巾で拭き取ると、アンモニア臭を軽減できます。
「皮脂汚れ」はいたるところに!
皮脂汚れが付きやすいのは、肌が直接触れる部分すべて。 座面やカバー、操作パネル、ドアノブなどがつきやすく、汚れの原因になります。 放っておくとヌルヌルしたり、光沢がなくなったり、ホコリと一緒になって黒ずみの原因に!
オススメ!お手入れ方法
しっかり絞った柔らかい布(またはウェットぞうきん)にトイレ用中性洗剤をつけて拭きます。
「水あか(水性汚れ)」は水の中の汚れが原因
白色汚れは、水に含まれているカルシウムやマグネシウムが、水分の蒸発後に残ると白色汚れになります。 水が常に流れているところに発生しやすい、茶色の汚れにも要注意!
オススメ!お手入れ方法
トイレ用ブラシやスポンジなどにトイレ用中性洗剤をつけ、こすり洗いします。
洗面ボウルなどの「ザラザラ汚れ」
洗面ボウルなどのザラザラ汚れは、意外とガンコ。 これは石けん成分や人体の皮脂が水道水中の金属成分と反応してできたものです。徐々に積み重なっていく前に対処しましょう。
オススメ!お手入れ方法
トイレ用ブラシやスポンジなどにトイレ用中性洗剤をつけ、こすり洗いします。
「さび」は金属部分やめっきの大敵!
金属の素材は、湿気や腐食ガスによってさびが生じやすいもの。 水栓金具や給水管などのめっき製品には目に見えない極微細な小穴があるぶん、チェックが必要です。
オススメ!お手入れ方法
布に浴室用クリームクレンザーをつけて4~5回ほど、こすり洗い。 水で洗い落とした後、何度か繰り返すのがベターです。
「ホコリ」の正体は着衣やトイレットペーパー
着衣の脱ぎ着のときに発生する繊維羽毛やトイレットペーパーのチリがホコリの主な原因。 他の汚れと一緒になると落ちにくく、放っておくと黒ずみの原因になります。
オススメ!お手入れ方法
水に濡らしてしっかり絞った布にトイレ用中性洗剤をつけ、全体を拭きます。
日常のお掃除方法
肝心なのは「汚れをためない」「そのままにしない」こと。使った後や気がついた時、1日に1回でも大丈夫。 汚れをためないこと習慣が、お掃除を簡単にする近道です。
便器のお手入れのコツ!
最初に便器の内側をトイレ用ブラシで水洗い(汚れが気になる時はトイレ用中性洗剤を使用)。
小水が飛び散りやすい便器の外側と床は、水拭きしましょう。
※暖房便座の場合は、水拭きの前に電源を切るかコンセントを抜いてください。
便座のお手入れのコツ!
便座(表・裏)とフタは、柔らかい布で水拭き、十分に絞った布で水分を拭き取ります。
乾いた布やトイレットペーパーは、傷の原因になるので避けましょう。
便座・便ふたの本体取付部の掃除も定期的に行ってください。
※便座・便フタの外し方はメーカーによって異なります。取り外し方は取扱説明書を参照。
※温水洗浄便座や電源プラグに水をかけないように注意してください(感電や火災の原因になるため)。
その他のお手入れ(ノズル・タンクなど)
洗浄ノズルの汚れは歯ブラシや綿棒などで丁寧に落としましょう。
またタンクの汚れは衣服やトイレットペーパーから出るホコリが原因。
水に濡らして良く絞った布にトイレ用中性洗剤をつけ、給水金具を含む全体を拭いてください。
※ノズルを引き出す時などは、まっすぐに行ってください。上に持ち上げたり、左右にひねったりすると破損の原因になります。