最適なトイレの選び方
リフォームでは既設のトイレを撤去して設置しますので、
まずは現在のトイレの仕様を把握することが、理想のトイレづくりへの第一歩!大切です。
電源のチェック
最新トイレの設置にはコンセントが必要となります。 取り付けの際に電気工事が別途必要となりますので、あらかじめ電源の有無をご確認ください。

排水方式の確認
トイレの排水は、大きく分けて床排水方式と壁排水方式の2通り。 戸建住宅は便器の真下に配水管が接続されているため、排水管を見ることができない床排水方式がほとんど。
マンションは、便器の後ろ側で配水管が接続されている壁排水方式が大半です。
※マンションでも床排水の場合があります。配水管が床と壁、どちらから接続されているか確認してください。
※各メーカーや排水方式によって排水芯の位置も異なります。こちらも合わせて、確認しましょう。
各メーカーによって排水芯の位置が違いますので、忘れずにしっかり確認しましょう。
床排水と壁排水では測り方が異なりますので、注意が必要です。
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床排水(戸建住宅)
壁に接続していないため、排水管が見えません。
<排水芯の測り方>
便器と床の設置面付近にある、丸型のキャップから壁までの位置を測ってください。
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壁排水(マンション)
壁から排水管が繋がれているので、おり排水管を確認できます。
<排水芯の測り方>
床から排水管の真ん中までの高さ(排水管が斜めの場合は先端と床までの高さ)を測ってください。
トイレのタイプをセレクト!
トイレのタンクはタンクを外したタンクレスのトイレと、従来型のタンクがついたタンク式トイレの2種類。
タンクレスのメリット・デメリットを理解したうえでお好みのトイレを見つけてください。

タンクレスの嬉しいメリット!
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トイレが広々とした空間に!
タンク式トイレからタンクレスに変更すると、トイレ本体の奥行きが10cmほど小さくなります。 スペースが限られたトイレ空間では、10cmの差が大きいもの。トイレがぐっと明るく、広々とした空間に!
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お掃除がぐっと楽ちん♪
タンクがないぶん、凹凸のない形状。
お掃除のしやすさもタンクレストイレの魅力です。
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高いデザイン性が魅力
継ぎ目の少ない形状なので、印象もスッキリ! お洒落でスタイリッシュなトイレ空間に生まれ変わります。
タンクレスのデメリットは?
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手洗いが別に必要
タンクレストイレでは、必ず別に手洗いが必要になります。
※マンションの場合は配管作業ができない場合がありますので、事前に付けられるかご確認ください。 -
水圧が低いと設置できない場合も
タンクに水を貯めないタンクレストイレは、直接水を流す方式。 トイレの水圧が低い場合、使えないこともあるので事前に確認が必要です。 ※最近は水圧の弱さを補うブースターなど水圧対策が進んでいます。
水圧の弱さで設置できないということは減ってきていますので、まずは気軽にご相談ください。 -
災害時の対応が必要
タンクレストイレは電気で水を流すため、停電(タンクがないので断水の場合も)時はバケツに水を組んで流す必要があります。
オプション部品により停電時にも流せるトイレもあるので、ご安心ください。
便座の機能をセレクト!
トイレの形状を選んだ後は、理想のトイレ空間に必要な機能をプラス!タンクレストイレは、様々な機能が付いています。 同じ機種でも、タイプによって機能と価格が異なります。ご要望の多い機能をご紹介するので、トイレ選びの参考にどうぞ!
人気の機能一覧
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瞬間暖房便座
使用時だけ便座を瞬間的に暖めるタイプ。使用しないときのムダな電力をカットします。
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部屋暖房
温風でトイレルームを温めます。
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夜間ライト
夜中でも目にやさしい明るさで、便器の位置を照らしてお知らせします。
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オート開閉
人の動きにあわせ、ふたを自動で開閉。ふたのしめ忘れを防げるメリットも!
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多機能洗浄
汚れ具合やお好みの洗い方に応じた洗浄機能を選択できます。
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温風乾燥
おしりをさらさらに保つ、心地よい温風で乾かします。
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脱臭・消臭
使用後の吸い込み量が自動的に変わって「におい」を脱臭。 イオンの力でトイレのにおいの元になる「におい原因菌」を除去し、消臭を促します。
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フチなし便器
お手入れしにくい、便器のフチをなくした滑らかな形状。サッとひとふきで汚れが取れ、お掃除も簡単です。
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汚れ防止
汚れをつきにくくする、除菌水をミスト状に吹き出します。
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自動掃除
洗剤の泡でトイレを清潔に保ちます。
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節水
少量の水で力強く便器を洗浄します。